サケの遡上が間近で見られる!札幌市豊平川さけ科学館開催のサケ観察会
(画像はイメージです)
豊平川は秋になるとサケが遡上するところを見ることができる札幌市の川です。
豊平峡から札幌市中心部を通り海へ続く豊平川。今は河川敷が整備されスポーツができたり散策路があったり市民の憩いの場にもなりつつある豊平川ですが、大きな川だけあって昔は大雨や長雨が降ると増水したり氾濫することもしばしばでした。
一時期川の汚染でサケの遡上がなくなっていた時期がありましたが、水質が改善されたことから1978年にサケの稚魚の放流が再開されました。1981年ころその放流された稚魚が親となって豊平川に戻ってきたことから、札幌ではサケのふ化や放流事業を求める市民の声が高まりました。
そんな市民の思いから1984年、札幌市南区の真駒内公園内に「豊平川さけ科学館」が開館しました。
その「豊平川さけ科学館」が開催するサケ観察会は、無料でだれでも参加することができます。豊平川で育ち大海に巣立って行ったサケたちが親となりまたふるさとの豊平川に戻ってくる一大イベントを間近で見られる、貴重な体験のできる観察会です。
西区農試公園の近くで開催。サケの移動量によっては多少場所を移動することも。
さけ観察会は、札幌市西区を流れる豊平川の支流琴似発寒川で行われます。同じく西区の農試公園橋付近の河岸が整備された階段状になっており、そこに座って観察をします。
サケの遡上の状況によっては、上流または下流に移動して観察することもあります。
★琴似発寒川サケ観察会★
日時:10月7日(土)、11月4日(土)
時間:10時~12時
場所:琴似発寒川農試公園橋付近
札幌市西区八軒5条西10丁目付近
料金:無料
申込:不要。当日直接会場へお越しください。
問い合わせ先:札幌市豊平川さけ科学館
(011)582-7555
札幌市豊平川さけ科学館とは?場所やアクセス方法は?
豊平川に遡上してきたサケの卵をふ化させ、また豊平川に放流することを事業として行っている「豊平川さけ科学館」。
ログハウス風の館内にはサケの生態に関する資料やふ化場を見学できるところがあり、また外には「観察池」といういけすがあり捕獲したサケを飼育していたりします。
「観察池」は間近まで近づいていけるので、大きなサケが泳ぐのを目の前で見ることができます。本館から少し歩くと「さかな館」があり、サケ以外の豊平川に棲む生き物を展示しています。
館内は撮影OKなので、夏休み・冬休みの自由研究にもぴったりです!
開館時間:9:15~16:45
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は次の平日)
年末年始(12/29~1/3)
入館料:無料
駐車場:真駒内公園B駐車場(172台)
※平日と11月4日~4月28日は無料、4月29日~11月3日の土日祝日は
乗用車320円の駐車料金がかかります。
公共交通機関:地下鉄南北線真駒内駅または札幌駅からじょうてつバスが運行
されています。